ゲームオーバー

突然ですが、2年間と思ってた音大通いを早々に打ち切る方向で考えて行こうと思います。
いやね、僕にも、まぁ、いろいろと家庭など事情があるんですよ。これでも家を継いだ当主だしな。まぁ、超平凡な中流階級の家だけどさ。だが、僕をとりまく環境は崩壊してしまった。まぁ、環境がどうあれ、自分がしっかりしてりゃ人生なんとかなるとは思うんだけどね。
僕も結構冷酷な性格で、赤の他人がどうなろうと知ったこっちゃないし、嫌いな人間が痛い目遭えばざまぁみろと思っちゃうけど、自分にとって大切な人達が苦しんでるのに自分だけ好きなことやろうとは思わないからね。
しかし、自分の人生振り返ってみると、なかなか結構酷い目にあってるなぁ。もちろん、ギターとかソフトとか楽しいこともあったけど、生活の根本は常に危うかったからなぁ。小さなころからいったいどれだけの平穏があったろうか?
まぁ、人生の幸福と不幸の総量が決まってるとしたら、もうちょっとすれば残りの人生いいことばっかだよ。笑
でも、世界レベルで見たらこれで超幸せ者なんでしょうけど。僕は着る物、食べる物、寝る所には困ったことはないし。
以前、はくパンツがなくてしょうがないから海パンはいたときは着るものに困ったけどな。笑
まぁ、人生なんて与えられた選択肢の中から最良と思われるものを選ぶしかないんですがね。カードのマークがバラバラなのにフラッシュを狙うのは望み薄だし、スリーカードがそろってるのにストレートを狙う必要はない。
ただ、そういう考えを持つことが僕の限界だとも思うんですよ。坂本龍馬は志士として活動するために脱藩したわけですが、脱藩なんて家族には大迷惑なわけで、そのせいでお姉さんは自殺までしてるんですよ。それでも龍馬はやったわけで。そういう、与えられた選択肢をぶち壊せるような気質が英雄の器というやつなんでしょう。
本当はね、僕の目標は教育テレビの子供向け番組みたいなのを作ることだったんですよ。教育テレビでやってる「クインテット」って番組が好きでね。ああいう子供に音楽の楽しさを伝える、みたいなことがしたかったんですよ。もちろん、そっち方面に進んでも音楽を扱えるとは限らないけど、もし、幸運に恵まれて音楽に関われることになったら、自分の思うような仕事ができるようにと思って音大に来たわけです。
まぁ、それはいいや。人から見たら実に無駄なことをしたように見えるだろうけど、本当に無駄だったかどうかは僕が決めることだからね。
それはともかく、まぁ、目標の無い人生もつまらないからね。新しい目標をどうしようかと思ったんだけど、フルマラソン完走、なんていいかもね。もろに世界陸上の影響だけど。笑。最近はトレーニングで時々走ってるけど、それがだいたい2km、ということはもう40.195km、約40200m走れればいいわけですよね?ということは、1日につき50m走れる距離を延ばせば、40200÷50=804日、2年と2ヶ月と2週間で42.195km走れるようになるはずなんですよ。そんなうまくいかないかなぁ?僕5km以上走ったことないし。
まぁね、僕はすごく薄情で残酷なのかもしれません。周りで人が泣いてても、一緒に泣かずに次の手しか考えてないんですから。