ご報告

本日、無事、入籍を済ませました。
・・・という記事を4月1日に書いたら、さすがにベタ過ぎるでしょうね。笑。(しかも、もう日付が変わっている。)
僕に結婚の予定はありませんが、最近、友人の結婚が続いて、今後も続いていきそうです。
僕としても、うれしいことです。
情としては、友人達がうらやましいね。かなり。が、思うところあって、僕自身は生涯独身と決めています。
最近の婚活ブームでは、結婚すれば幸せ、しなければ不幸、という考えが広まっているようですが、それは視野が狭いでしょう。結婚するもしないも、より良い人生を創るための選択の一つに過ぎないと思います。幸せな家庭、とは、幸せな人生の一つの例であって、それが全てではない。
・・・いや、べつに、友人達をひがんでこんなこと言ってるんじゃないぜ?笑
僕が言いたいのは、結婚する人生も素晴らしいものになり得るし、結婚しない人生もまた、素晴らしいものになり得る、ということですよ。(国家や種族の繁栄といった視点を考えると、また違うのかも知れないけど、ここでは、個人の話。)
そして、後者を選ぶことを僕は決めているんだけども、同時に、前者を選んだ友人達がうらやましいという感情も持っている、と。
話は少し逸れるようだが、この前、司馬遼太郎の『国盗り物語』を読んでね。すごく面白かったんだけど、その中で、前編の主人公斉藤道三が、京では油商人山崎屋庄九郎、美濃では領地乗っ取りを企てる斉藤道三、と、一人の人間でありながら、二人の人生を演じているんですよ。(斉藤道三の実績とされるものは、親子二代によるもので、実際にそこには二人の人間がいた、というのが真実らしいですが。)
僕も、一生の間に、二人の人生を演じる器量があれば、一人は生涯独身で、もう一人には、妻を娶らせるのに。願いが叶うのならば、色々な男の人生を演じてみたいものだ。まぁ、それができないから、生涯独身の一人を演じることを選んだわけさ。
まぁ、それはいいとして、幸せな家庭を築くためには、(どんなことでもそうでしょうが、)センスと努力と運が必要でしょう。そして、僕の友人達は、前ふたつは問題ない。(何だか偉そうな物言いだけど。)それならば、幸せな家庭を築くことができる可能性は高いと思うし、是非、そうなって欲しいと思います。