今日は友人に誘われて大学の夏のお祭り、ゆかた祭りに行ってきました。
あいにくの雨でしたが、なかなかの人出でしたね。客層はほぼ100%大学生だったんじゃないかな。構成は、ステージ、出店、屋内展示の例年通りのスタイルだったと思います。雨で実行委員会は大変だったろうけど。
1時間ほどで軽く回った程度だけど、出店で食べたマレーシアの料理はおいしかったし、ステージも面白い企画やってたし、なかなか楽しめましたよ。
僕たちが行ったときはステージでファッションショーやってました。ステージ上で女の子にメイクして、メイクされたモデルが客の前を歩いてポーズをとる、っていうね。この時は雨が特にひどくてさ、メイクしてるステージは屋根があるからいいけど、モデルが歩くとこは屋根が無いからずぶ濡れで。でも、モデルさんはカッコよく歩いていってビシッとポーズ決めてました。なかなか根性あるね。
・・・って、彼女たちは別に根性を見せてるわけじゃないか。笑。バッチリメイクしてもらって、素敵なファッションして、みんな綺麗だったと思いますよ。メイクの技術が優れているのか、もともと素材がいいのか、両方なのか僕には分かりませんけど。
ともかく、女の子がメイク等に時間や労力、お金をかけるのも、世の中にあれだけ綺麗になるための道具があふれていることも、そしてそれが産業として成立していることも、まぁ、理解できますよ。
あれを見て、東野圭吾の「幻夜」の中の台詞を思い出しましたよ。
「・・・私が考える夢の形はこういうものです。まずトンネルがあって入り口と出口がある。入り口には女の子がいます。あまりかわいくなくて化粧気もなく、服のセンスもよくない。でも、少しばかりお金を持っています。アルバイトか何かで貯めたお金でしょう。彼女はそのお金を持って、トンネルの中に入っていきます。しばらくして出てきた彼女は、奇麗にメイクアップされていて、ヘアスタイルもよく似合うものに変わっています。・・・」
まぁ、美人の話なら僕が好きなのは、司馬遼太郎燃えよ剣」のこの台詞。
「・・・刀は、刀は美人よりもうつくしい。美人は見ていても心はひきしまらぬが、刀のうつくしさは粛然として男子の鉄腸をひきしめる。・・・」
話がかなり逸れたな。笑。モデルのみなさん、お疲れ様。風邪ひかないでね。