激動の2日が終わりました。
今日は演奏会やってきたんですよ。
先日、知り合いの音楽教室の先生に「今度うちの教室の演奏会でバンドやるから、ちょっとギター弾いてくれない?」って頼まれたのがことの始まり。この発言を聞いて僕は、演奏会の余興として1曲先生方が歌うんだと思ってたんです。…でも、そうじゃなかった。
それで、楽譜は本番前日に受け渡しで合わせは本番前のリハのみということでした。教育実習のときに「世界に一つだけの花」をやったときも楽譜は前日の夜にもらってぶっつけ本番だったので、今回もちょっと冒険だけどまぁなんとかなるだろうと思ってました。…しかし、実際は大冒険することに。
それで、本番前日、つまり昨日、楽譜をもらいに行ったのですが………楽譜の束をもらって愕然としました。
僕に渡された楽譜は、
aiko「キラキラ」
大塚愛プラネタリウム
中島美嘉雪の華
中島美嘉「朧月夜」
松平健マツケンサンバⅡ」
小田和正「大好きな君に」
以上6曲。…先生、6曲は「ちょっとギターを弾く」になりませんよ。苦笑。ほんと、これにはびっくりしたよ。寿司屋で7万5千円請求された、ともぞうじーさんくらいびっくりしたよ。
とにかく、一度引き受けた以上はベストを尽くすしかないんでね、昨日は猛練習でしたよ。どんな曲か知らないやつはCD探しに行ったりしてね。練習はなかなか大変でしたよ。曲数多いし、時間無いし、パート譜だけでスコアがなかったりしてね。
そんなかんじで前日は大変だったんだけど、当日はもっと大変でした。
今日、会場に行ってから衝撃の事実の数々が発覚。
まず、僕は勝手にボーカル入りだと思ってたんだけど、実際は、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノ、エレキギター(orアコギ)、エレキベース、ドラムスからなるアンサンブルだったんです。スコアがないから分からなかった。
それから、一緒にやるのは先生だけじゃなく、生徒さんも一緒で。つまり、余興じゃない。
まぁ、ここまではそれでかまわなかったんだけど、問題は次。
「大好きな君に」の楽譜を僕に渡したのはむこうのミスで、僕の出番はなかった。さらに、他のメンバーの都合で「キラキラ」は中止。これは残念だったね。せっかく練習したのに。特に「キラキラ」は好きな曲だからね。
さらに、本番当日にもう一曲「パッヘルベルのカノン」を渡されて、これもやってくれ、と。もう、こうなったら開き直るしかないね。
そして、いよいよ本番。
まずは、生徒さん達のみによる発表。トップバッターは幼稚園生による歌。もう、めっちゃかわいかったですよ!それから、小学生から大学生までのピアノの演奏。みんな一生懸命で良い演奏でした。
そして、いよいよ自分たちの出番。以下、演奏した曲とその感想。
プラネタリウム」→エレキで参加。個人的に一番良かったかな。間奏のギターソロがおいしかったです。
雪の華」→アコギで参加。サビのアルペジオで指がからまってしまいました。楽譜に示された速さより結構速かった気が…。
「朧月夜」→アコギで参加。他の曲に時間を割いたのでほぼ初見。簡単な曲なのでそれでもなんとかいけましたね。でも他の楽器との音量バランスは良くなかった。
マツケンサンバⅡ」→エレキで参加。この曲をリハでやるまで、僕はまともにエレキ弾いたことなかったんですよ。まぁ、クラシックと音のある場所は同じですから、弾けないことはないんですが。だけど、この曲はそんな僕には難しすぎた。自分がメロディのとこはなんとかしたけど、他はボロボロ。
パッヘルベルのカノン」当日もらったのでほぼ初見。そのわりにはよくできたかな。部活でクラシックギターによる編曲のものをやりましたが、いろんな楽器によるカノンもいいですね。
とまぁ、こんなかんじです。良くなかった点はたくさんあるけど、厳しい条件のなかではそこそこやった方かな。それに、なかなか楽しかった!
それから、この演奏会を通して音楽やってるいろんな人と触れ合えたのが良かったですね。本番前に、ギターやってる中学生とギターについて話したり、帰りは音大でヴァイオリンやってる人と一緒に帰ったりしてね。
今回みたいなアンサンブルはまたぜひやりたいです。それから、今回できなかったボーカル入りのバンドも。もちろん、しっかり準備してね。笑