僕が思うに、人間のすごいところは、物理的・科学的に無意味な物に意味や価値を見出だせるところだと思う。今日は少し理屈っぽいんだけど。
音楽なんてのはきっとその良い例で、物理的・科学的な立場から見ると音楽は周波数や強度などの異なる振動の組み合わせであって、本来喜びや悲しみとは無縁な物なんじゃないかと思う。(このあたりの研究をやってる人がうちの大学にいるらしいけど、詳しいことはわからない。)だけど、人間はそこに喜びや悲しみを見出だすことができる。これは人間のすごい所じゃないですか?
つまり、物理や科学をするのも人間なんだけど、人間にはそれを超えたような部分が絶対あると思う。だから、信じる・信じないの拠所をそこだけに求めることはしたくないと思う。
あ、別にアヤシイ新興宗教にはまってるわけじゃないのでご心配なく。笑。あれはみんなが同じことを信じなきゃいけないんでしょ?そういうのはちょっと苦手です。
いやね、自分にとって大切な人が病気なんです。科学的にはかなり難しい状況らしい。今日は一日そのことから逃げたくて逃げたくて正直どうしようもありませんでした。でも、その中でも何か信じられるものを持てば、きっともっと強くいられると思うんです。
そりゃ、物理・科学はすごいけど、なんでもかんでもそれで判断できないでしょ?なんかの種類のハチは物理的に飛べない体の作りをしてるけど、現実には飛んでるらしいじゃないですか。
それに、少しは物理や科学以外ものも信じれた方がロマンティックで人間として魅力的だと思いません?