次は図工の時間。課題は「自分だけの箱を作ろう」。これはダンボールを使って箱を作ってそれに絵の具や色紙で装飾を施すというもの。僕たちが見学する以前にも数時間やってたらしくて完成に近い作品もあったんだけど、これを見るのは各作品個性があってかなりおもしろい!例えば、多くの児童がふたを開閉式にしている中で、あえて密閉した箱の中に紙粘土で作った恐竜を入れ、箱に開けた小さな穴から中を覗くとまるで洞窟の中に恐竜が隠れているように見える作品。ふたの裏に青い色紙と綿を貼って空を再現した作品。どの作品もなかなか工夫されている。その工夫を誉めて児童の意欲を高める先生の働きかけもやっぱりうまい。作品の題材は野球、サッカー、風景を表したもの、あと、アニメのキャラクターを作ったものも多かったかな。児童に聞いたところ、男子にはガッシュベルってやつが、女子にはポルンってキャラクターが人気らしい。(他にも色々あったけど)・・・あれ?ポリンだったかな?・・ポロン?・・・ポロリ・・・??・・ジャジャ丸?ピッコロ?笑
まぁ、そんなかんじで観察に夢中だったわけですが、ここで今回の実習最大のミスを犯してしまいました・・。この図工の時間、2時間続きだったんだけど、僕たち実習生は1時間観察した後は観察を止めて実習校の先生の講話を聞くことになってたんですね。しかし、観察に夢中の僕らはそのことをすっかり忘れてて。さすがにこれに気づいたときは脳内にJ.S.バッハの「トッカータとフーガ 二短調BWV.565」(チャラリ〜チャリラリラ〜ラ〜ってやつ)が流れました。実習はなかなか厳しくて、場合によっては途中で実習停止になりますから。
まぁ、結局処分無しだったわけですが、本当に申し訳分けないし情けないです。すいません。二度とやりません。
つづく。