姑息な価値を得るより

本屋の仕事の部署が替わりました。前は、文学書・雑誌だったんだけど、今度は児童書・学習参考書に。
学参はともかく(笑)、児童書は、絵本が好きな僕にとっては楽しい部署ですね。(前の部署も楽しかったんだけど。)
今回の部署替えは、他の部署で、どうしても部署を替わりたいって人がいたので、そのとばっちりを食らったんですよ。苦笑
それが、どうも色恋沙汰絡みのようで。要するに、意中の人と同じ部署に行きたいという希望を押し通したようです。(もちろん、表だってこの理由は出してませんけど。)
でさ、ちょっと無理な部署替えだったもんだから、曜日によっては、僕が今の部署の仕事に加えて前の部署の仕事もやることになったんですよ。
ま、今の僕は、より多くの仕事をより効率良く捌く能力を磨く必要があるので、仕事が増えること自体は必ずしもマイナスではないかもしれませんがね。
しかしね、こういうやりかたは、どうかと思うなぁ。
手段を選ばない方が、(少なくとも短期的には)有利なんだろうけど、そうやって手に入れたものに、本当に価値があるのか。

「姑息な勝ちを得るより、堂々と負けた方がいい。」(北方謙三三国志 天狼の章』より)