いつも善良なふりをしなさい、そうすれば

「いつも善良なふりをしなさい、
そうすれば神様もだまされる。」
カート・ヴォネガット・ジュニア『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』より)

水曜は学校も仕事もお休みなので、ボランティアに行ってることが多いです。今日もそうだったんだけどね。
先日は市のボランティア団体の交流会にも出席したんですよ。一応僕がうちの代表としてね。(幹部のみなさんがたまたま別件があっただけだけど。笑)
しかし、この企画、もう少し他団体との交流がしやすいような配慮があっても良かったな。途中で席替えするとか、あと、王様ゲームするとか。・・・いや、これは違いましたね。笑
今回は他団体と交流してくることが僕の任務だったので、できるだけ社交的に振る舞ったけど、これは僕の得意分野ではないな。
本来、人見知りをする質だし、それに、変な話ですが、ボランティアをやってる人って、僕と気が合わないことが多いんです。
「私は善良な人間であり、私の活動は100%社会のためになり、私は己を犠牲にしてでもこの活動をやっていきます!」みたいな人は、ちょっと苦手なんだよね。僕とは考え方に大きな差がありますから。
僕は、自分が善良な人間ではないと思ってるし、事実そうではない。自分の活動も、100%社会のためになる、とは言えないと思う。自分の活動によるデメリットというものも存在するが、メリットがそれを上回っている、という考え方です。それから、これが最も重要な点ですが、僕は、ボランティアは自分の利益があるからやっています。
ボランティアによって僕が得る利益は、自己肯定感や実績作り、といった点もありますが、一番は、ここから学べることが多い、という点ですね。この活動で、自分が成長することができると思うから、やっています。
時間と労力とお金をかけていながら、全く自分の利益にならないことを他人のためにやれるほど、僕は人間ができてはいませんよ。笑