「おもわぬ出会いがありました。」または「NY株↓、次元↑、売り上げ

みなさん、大変ですよ!2012年になると、次元が上昇して5次元世界になり、人類がえらいことになるらしいです。
「なんだそりゃ?」という人のために簡単な説明を。一部の人達の主張では、2012年になると、宇宙が光に包まれるとかなんとかで、次元が上昇して5次元になるとかなんとかで、人類が新しい生物になるとかなんとか、その根拠はマヤ文明の予言とかなんとか、ということらしいです。
まぁ、一生懸命に主張している人達には悪いけど、僕は、ノストラダムスの予言の類似品かなと思ってますが。苦笑
予言どうこうはともかく、次元については、こないだ稼働したと思ったら止まっちゃったCERNLHCによる実験でいろいろ分かるかもしれないようですね。大きな発見があった時は、僕にも分かるように簡単にまとめて教えて欲しいもんだ。A4レポート用紙3枚くらいにまとめてね。笑
さて、ここまで、前振り。
もうすぐ今年の読書週間なんですよ。期間は10月27日〜11月9日。標語は「おもわぬ出会いがありました。」。
ということで、うちの書店でも、各部門による特設コーナーを設置するわけですが、僕の所属する文学・専門書部門の上司は、2012年『次元上昇』問題のコーナーを企画しているんですよ。
僕は賛成できないのだけれど。
しかし、前回の大敗の件がありますから、「そんなもん、ちゃんと売れるのかよ?」とか、「こんなわけ分からんものお薦めするなんて、どういうつもりだ?」なんて言えないんですよね。とりあえず、乗り気じゃない空気を漂わせるくらいしかできない。苦笑
僕だったら、今回の読書週間特設コーナーは、「秋の夜長に読書で教養を高めましょう!」ということで、様々な検定に関する書籍を集めたコーナーを企画したいんですよ。
漢検、英検、数検、といったメジャーなものの他にも、ユニークな検定がいろいろあるんですよ。世界遺産検定、食の検定、音楽検定カープ検定・・・その他いろいろ。
個人的に注目なのは、今年の11月16日に第1回が開催される「坂本龍馬幕末歴史検定」ですね。
例えばこの検定なら、公式テキストが2冊出ています。それに加えて、他の資料や関連本を置いて発展させます。検定によっては、同ジャンルの雑誌を併設するなど、他部門との協力という展開もいけると思います。
ありがちかも知れないが、悪くない企画だと思うんですがね。
…しかたない、上司に一服盛って、しばらく休暇を取ってもらおう。そうすれば、今回の企画は僕の意のままさ。笑