て・ん・せ・い

今日僕がコンビニに向かってブラブラ歩いてたときの話。
向こうから、3歳くらいの男の子1名、同じく3歳くらいの女の子1名、そしてその保護者の女性1名の3人組が歩いてきたのですが、ふいに女の子が転んでしまったんです。すると、男の子の方が女の子の所に行って、手をつないで今度は二人で歩き始めたんです。
素晴らしいと思いませんか?僕は感動したね。
まだまともな会話すらできそうにないおチビちゃんですよ。そんな彼が、「人には親切にしなさい。」みたいな道徳を後天的に学んでるとは思えない。
人間には先天的に助け合うことができるものを持っているということですよ。
僕は、子どもが、大人が期待するような美しい生き物であるなんて思ってないけど、こういうシーンには救いのようなものを感じるね。
この話は、その二人の関係という点に着目するとより面白いと思う。今日の二人は昨日今日の間柄ではないだろう。もしかすると双子だったのかもしれない。つまり、男の子には女の子の子が「仲間」であるという認識はあったはずなんだよ。
これが全くの他人だったらどうだろう?その時初めて会った人間が転んだとき、彼は助けに行くだろうか?人間が先天的に持っている思いやりの範囲はどこまでなのか?
こういうデータを集めた研究ってあるかな?今度調べてみよう。