展覧会の絵

今、友人の絵が展覧会に展示されるてので、今日はそれを観に行きました。
まぁ、時期が時期だけに、負担がゼロではないんだけど、去年から必ず観に行くって約束してましたからね。
でも、行ってよかったです。時間がないので、友人のその作品以外をゆっくり鑑賞することはできなかったし、帰りのバスに乗るためにスーパー走ったけどね。苦笑
ここでいろいろと芸術について思うところを喋ろうかとも思ったんだけど、時間もないし、この前読んだ本の中で自分の考えにすごく近いものを引用します。
大田光氏は言う。
「少し前に僕は、テリー・ギリアムという映画監督と対談をしました。ギリアムの『フィッシャー・キング』という作品が好きで、あるシーンについて、「あれはこういう意味ですよね」と彼にきいた。すると「それは違うよ。おまえの解釈は間違ってるよ」と言われたんです。そこで僕は彼にこう言った。「いや、あなたのほうこそ間違ってる。僕が解釈したことに、あなたがとやくかく言う筋合いはないよ」と(笑)。」
「ギリアムにとっては、僕の解釈は誤解かもしれない。でも、その誤解こそが僕の個性なんだし、もっと言えば誤解にこそ意味があると思うんです。芸術作品を見たときに、感動するのは、そこに誤解というギャップがあるからでしょう。作者の意図とは違うところで感動が生まれることはいくらでもあるし、むしろその幅が作品の力であると思う。」
大田光中沢新一憲法九条を世界遺産に』)
友人の絵が展示されてる展覧会は、広島県立美術館県民ギャラリーにて、今月28日までやっています。お時間のある方は足を運ばれてはいかがでしょう?ちなみに、奥の方にある「Junk yard」というのが友人の作品です。