映画が公開されましたね。ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード」。僕も原作は読みました。


ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。



超人気作品である一方、盗作疑惑やキリスト教の反発など問題もあるようです。僕も詳しくは知らないんだけど、確かに「ダ・ヴィンチ・コード」に出てくるキリスト教に関するいくつかの説は既にあったものだし、ダン・ブラウンが作品を書くために当たった資料の数も少なく、事実とするには弱いとも言えるようです。
が、そういうことは置いといて、ミステリーとしてこの作品はおもしろいですよ。ダン・ブラウンもこの作品を論文として発表したわけじゃないんだし。読み物として十分楽しめます。
それから、この「ダ・ヴィンチ・コード」に秘められた謎に対する僕の見解。僕は、人間を超えた人間はいなかったと思いますよ。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)