昨日はいいことも悪いことも、いろいろあった一日でした。
いいことの話は後の楽しみにして、悪いことの話。昨日、学校の近くに不審者が出たんです。
放課後、いつものようにグラウンドで児童と遊んでいると、急に教室に戻るように放送がかかったんです。それで、教室に児童を連れて戻ると、学校の近くに不審者が出た(包丁を持っていたらしいがおそらく児童の混乱を避けるためにそのことはふせていた)ので、教師がついて児童を集団下校させるとのことでした。実習生は万が一の場合責任の問題があるので、学校待機でしたが。
結局、幸い怪我人はなく、不審者も捕まったようでしたが、この件にはいろいろと考えさせられました。
以前、学校の先生が校内に侵入した不審者に刺殺される事件があったでしょ?あの事件は、僕が教師という職業に前向きになりきれないことの一つの要因です。もし、自分が包丁を持った不審者に直面したら、命を賭けて子供達を守ることができるか?と問われたら、その自信があるとは言えない、というのが僕の正直なところです。まぁ、命を賭ける問題なんて、想像で考えることのできない、そうなってみないと分からない問題かもしれませんが。
今回の問題は、不審者のみが悪いことなので書きましたが、実習の中で、僕が自分の所属する大学とその付属校で教育実習中であることを公表している以上ここに書くことができない、重い問題に触れることがあるのも事実です。
教師という職業は、楽しいこともたくさんありますが、その重い部分も見ていく覚悟は必要でしょうね。