4月1日に行った井口真由子さんと福田千恵さんによるコンサートの話。「“聴け!妖精たちの歌を。”〜悪戯好きのピアニストが贈るソロ&デュオサプライズコンサート〜」と題されたこのコンサートは、広島芸術文化推進実行委員会主催による芸術祭“広島の春”(広島市中区エンジェルパルテにて4月28日まで開催)のイベントの一つとして開かれました。
二大美人ピアニスト競演!ってかんじですね。(受付のおねーさんもめっちゃ美人だったので三大美人だね。)
プログラムは、井口真由子さんのソロで、
モーツァルトの「フィガロの結婚」の主題によるファンタジーナ(フンメル)
フランス民謡「ねぇ、ママ聴いて」の主題による12の変奏曲(モーツァルト
子供の情景シューマン
間奏曲作品117‐1(ブラームス
涙のパウ゛ァーヌ(ダウランド
バラード作品118‐3(ブラームス
カリーノ・カスチューラ・ミー(バード)
カプリチオ作品76‐5(ブラームス
井口真由子さんと福田千恵さんの連弾でシネマ(サティ)
コンサート1曲目、いぐまゆさん、入場してイスに座るなり「ジャーン!」と演奏開始。ギターの場合は席についてからチューニングしたりしてのんびり始まるので、これはちょっとびっくり。笑。
ソロの前半は割とよく聴く作品。「ねぇ、ママ聴いて」のメロディーは「キラキラ星」として親しまれているあのメロディー。ピアノ曲集「子供の情景」の中に含まれる『トロイメライ』は単品でも有名ですね。ちなみにいぐまゆさんのお気に入りは『子供は眠る』だそうです。
後半はクラシカルな構成。音の柔らかいクラシックギターをやってる身としては時々ピアノの音ってきつめに聞こえることもあるんですが、今回はそんなことはなくて、自然に耳に入ってきてとても心地よかったです。
連弾の「シネマ」はルネ・クレールの「幕間」という無声映画に合わせて作られた作品。今回はその映像に合わせて演奏するという面白い企画!何度も出てくるスタッカートのテーマが気持ちいい!てか、あんなに手が跳ねててよく隣の鍵盤弾いちゃったりしないなぁ。笑。
ソロもデュオも充実して、とても楽しいコンサートでした。井口真由子さんと福田千恵さん、とてもお薦めなので要チェック!いぐまゆさんのアルバム「ポエジー」もかなりお薦め。
それにしても、可愛く素敵で美人なピアニスト達だったなぁ!……………………これでオッケーですか?(誰に聞いてんだ?笑)