NHK杯、女子シングル・フリーを見ました。応援してるのは安藤美姫選手。
昨日は、「気持ちがまちまちで自分の力が出せませんでした(>、<)1番滑走だからって変な緊張をしてしまい自分の弱いところが出てしまいました。」(安藤美姫HPより)ということだったんですが・・・。
やっぱり緊張と疲れがあったのかな?今日も満足できる内容ではなかったようです。でも、トリノの選手の選考に重要なGPファイナルには出れるそうです。是非こっちでいい演技をしてもらいたいですね。
僕はにわかスケートファンなのでスケートについて語ることはできないんですが、見てると音楽に似ている点がけっこうある気がしますね。
スケートの1回の演技が4分だったかな?選手はこの4分間のために何ヶ月も練習するんだろうし、演技の中で1回しか出さない技を何回も繰り返しやるんでしょう。これは音楽をやる感覚と近いですよ。僕がやるクラシックギターは小品が多いから、1曲はだいたい4〜7分。本番のたった4〜7分のために何ヶ月も練習するわけだし、1回しか出てこないフレーズも何回も繰り返して練習するわけで。
それにスケートは他の選手と競っているとはいえ、自分のプレーが直接相手に作用しないじゃないですか?野球やサッカー(ガンバ優勝おめでとう!)みたいに。だから、自分との戦いってのが大きいと思いますよ。音楽もいかにコンセントレーションを保つかっていう点である意味自分との戦いですね。
それから、スケートのシングルも音楽のソロも、演技・演奏の間は全て自分の力でなんとかしなきゃいけない。もちろん、応援してくれるお客さんやコーチや仲間が力を与えてくれるんだけど、最終的にそこでパフォーマンスを創り上げるのは、自分しかいない。その意味で、ある種の孤独感、というのかな?表現が適切じゃないかもしれないけど、一人でいることの不安、ってのはあるんじゃないかな?
それと、安藤美姫というと4回転サルコージャンプが話題になるけど、そればっかりに期待しなくてもいいんじゃないかな?本人もやりたい気持ちはあるんだろうけど、それだけが魅力じゃないんだし。と、ニュースのスポーツコーナーを梯子しながら思いました。