kinnosuke2005-05-02

やっとパソコンに向かう時間ができたので、鈴木大介さんのコンサートとマスタークラスの話。
まずは4月23日のコンサート。プログラムは、組曲 BWV1011( J.S.バッハ)、コンポステラ組曲(F.モンポウ)、タンゴ組曲(ゲスト:徳武正和さんとのデュオ)(A.ピアソラ)、夢(S.ゾーヴァンディ)、追憶のショーロ(A.バリオス)、告白のロマンサ(A.バリオス)、マズルカ・アパッショナータ(A.バリオス)、マシーヘ(A.バリオス)、ブラジリアーナ No.13(R.ニャタリ)。
様々な時代、様々な様式によるヴァリエーション豊かなプログラムでとても楽しめました。徳武さんとのデュオは広島公演だけのレアな演奏!二人ともプロとしてお忙しいので合わせる時間が少なかったそうですが、そんなこと信じられない見事な演奏でした!あと、初めて聴いてすごく惹かれたのが「夢」(アルバム:夢/ギター協奏曲〈北の帆船〉収録)ですね。ジャワ島の夜の雰囲気を描いた曲なんですが、聴くと不思議な気持ち良さがこみ上げてくるんですよ。グレゴリオ聖歌「怒りの日」のモチーフを発展させて作られた曲らしいです。アルバムもお薦め!
そして次の日がマスタークラス(公開レッスン)。こっちのプログラムは、魔笛の主題による変奏曲(F.ソル)、ワルツ4番(A.バリオス)、ソナタOp15-2(F.ソル)、椿姫の主題による変奏曲(F.タレガ)、全ては薄明のなかで(武満徹)、クレンピルの主題による変奏曲(S.ラック)、ティエント(M.オアナ)。
全部で6人が受講したんだけど、僕は「魔笛の主題による変奏曲」で受講しました。レッスンは非常に分かりやすかったです。人間の体の機能をいかに音楽に使っていくかを丁寧に教えてくれました。ちなみに写真は「そこ、内声でかくない?」のシーンです。もちろん右が僕ですよ!(コンタクトを落としたので最近はメガネ)今回は曲の序奏とテーマのみをやったんだけど、大介さんが「次は全部聴かせてよ!!」(曲の成り立ちについては前に書いた記事参照)と言ってくれたので、次は残りも聴いてもらえるよう、これからもっと一生懸命やります!!
終了後は打ち上げだったんだけど、そこでサインを書いてもらったとき、大介さんが「Good Luck!!」と書いて、そこをポンポンっとたたいて見せてくれたんですよ。これはもう、僕にとって感動的なシーンでしたね。大介さん、本当にありがとうございました!!そして、この機会を与えてくれた方、応援してくれた友人もありがとう!!
夢/ギター協奏曲<北の帆船>